消費増税とキャッシュレス化に混乱する現場(カラオケボックス体験談)

2019年10月1日より消費税が10%に上がります、一部8%のままですがこれがまた混乱を招いています。

飲食店ですと店内で食べると10%、持ち帰りは8%とレジ対応などが複雑になりレジによってはレジシステムの入れ替えなどを行います。

カラオケボックスでは持ち帰りを行っている店舗は少ないのでここに関してはあまり混乱はありませんでした。

 

増税とポイント還元

 

 

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キャッシュレスポイント還元システムでの混乱

 

問題はキャッシュレス化推進で国がしている対策、中小小売店舗でキャッシュレス決済を行うと5%若しくは2%がポイント還元される(国が還元→カード会社→ポイント個人)

ポイントの寄与は各カード会社などにより様々、決して店舗などその場で値引きで引かれる事はありません。

 

しかも各店舗の申請したクレジット端末が対象となるため、同一店舗に端末が複数ある場合は申請が通っている端末でしかポイントは還元されません。

これは店舗で確認しお客様には関係ない事なので難しい事ではないのですが、申請した端末がこれに対応しているのか確認するのにも一苦労。

 

まずカード会社にこの時期(特に増税前月の9月に入ってから)は連絡が取りづらい状態となっている(電話がつながりません)

 

キャッシュレス化への拒絶反応

 

今までクレジット決済などなく現金のみで取引を行っていた店舗の店員の方は相当拒絶反応を示しています。

これに関して使い方の研修を行うとよくわかるのですが、年齢が高くなれば高くなるほどその傾向は強い。

 

20代~30代くらいまでの店員さんはわりとすんなりクレジットシステムを理解しスムーズに研修なども行えている。

40代~50代は人によって抵抗がある人が出てきますが、研修を行えばすんなり使えている。

60代~70代の方は抵抗ある方が多く、研修を行ってもスムーズにはクレジット端末操作はできない方が半数(スマホなどの操作出来ている方はわりとスムーズ)

 

そして還元についてお客様から店舗に質問などもあると思われますが、クレジットの仕組みを理解していないとまず説明できない。

仕組み自体はそれほど難しい物ではありませんが、クレジットカードの仕組みを今時点で知らなければとても複雑に思えるでしょう。

 

思い起こせば消費税が初めて導入された時は今以上の混乱や抵抗がありました、しかし時間と共にあたりまえになりました。

これもまた慣れていくものなのかもしれません。

 

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