「バイトテロ」といった言葉が認知されてしまうほどSNSで拡散される問題動画が世間を驚かせている。
最近では大手コンビニのセブンイレブンやファミリーマート、大手カラオケボックスのビックエコーなどのアルバイトスタッフがバイト先での問題行動をSNS上にアップされ炎上している。
*ビックエコーのスタッフ制服を着た店員が食材(唐揚げらしきもの)を床に押し当てこすり、それをそのままフライヤーで揚げている画像のアップ。セブンイレブンのスタッフがおでんを容器から口に入れて、手に吐き出し他の商品に触りまくる等。
移り変わるSNS
SNSの炎上騒ぎは数年前はツイッターが主流でしたが、ここ1年ほどではインスタのストーリーズなどが多く確認されている。
ストーリーズは動画で一定期間(24時間)で画像が消滅してしまう事もあり、多少問題な画像でも消えるからいいなどと安易な考えでアップしてしまう。
しかし本人のインスタからは消えても、第三者が保存拡散してしまえばその動画は永久的に残ってしまう落とし穴がある。
本人だけの問題ではない
昨今の炎上でもう一つ注意したいのは、動画に映っている本人も問題なのですが、撮影している友人や知人が動画をアップしている可能性が高い事です。
集団心理と共に第三者的な立場であり、SNSの再生回数稼ぎ目的などで本人より安易に問題行動をアップしてしまう。
このような行為の事を「ツイッター」「インスタ」をもじり「バカッター」「バカスタ」などとも呼ばれるようになった。
過去も問題行動はあった
では20年前30年前のアルバイトスタッフはどうだったのでしょうか、まず今ほど携帯は普及していませんでした。
携帯電話で出来る事は「通話・メール・着信音楽の編集」程度で30年前に至ってはパソコンは普及していましたが、携帯電話は普及していませんでした。
SNSなどが無かった当時のアルバイトスタッフが問題行動を起こさなかったかと言えばそうではありません。
当時はバイト先での問題行動を武勇伝のように友人知人に話している人を何人もみてきました、それは本人やそれを目撃した人の話だけで周囲も話半分で聞いていました。
何よりうちわの話で問題は拡散しませんでした。
30年前に比べるとアルバイトスタッフの教育は現在の方がなされ、店舗内の従業員のモラルは今よりもっとひどかった事は想像できる事でしょう。
もし30年前にSNSが普及していたら今以上の炎上があったかもしれません。