アルバイトの方が辞める理由は様々です、カラオケボックスや飲食業などに携わった仕事をしていると、様々な事情や都合で多くの方が辞められていくのを見てきました。
辞める理由はそれぞれに本音と建て前があります。
円満な都合であれば本音で辞めやすいのですが、バイト先が自分に合わないなどで辞めたい場合は言いにくい物です。
そんな言いにくい事情の時にはどのような理由で上手く辞めるのか、私が今まで見てきたバイトを辞めた人(数百人)の理由で多い物の例を紹介します、特に本音が言えない方は参考にしていただければと思います。
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辞める理由は円満と不満の2つ
辞めたい理由には「円満な理由」と「不満な理由」に別れます、円満な理由であれば本音で辞める理由を責任者などに伝えれば良いでしょう、しかしバイト先に不満がある場合は不満の理由を本音では言いにくい物です。
円満な理由
卒業で就職が決まった
学業に専念したい
就活の為
結婚の為
妊娠・出産の為
引っ越しする
家庭の諸事情
本音で言えない不満な理由
人間関係
時給が安い
仕事がキツイ
バイトの時間が合わない
仕事の内容が合わない
客層が嫌い
サービス残業がある
希望していた仕事内容と違う
心身を悪くした
他に良いバイトが見つかった
辞める10のケースとその理由(言い訳)
辞める理由は「円満な理由」を活用すれば辞めやすくなるものです、たとえそれがウソであっても社交辞令的に行う事が相手(会社・店舗・責任者)への配慮にもなります。
不満な理由を本音で言って辞めるのもその会社や店舗の為になる事も多いのですが、ここはあくまで不満な理由でも円満な言い訳で辞めたい方が参考にしてください。
①保護者から学業に専念しないと単位がなどが取れなくなるのでバイトを辞めるよう言われてしまった。
単位が取れないなどは情けない理由ではありますが、「保護者から言われた」この言葉は店舗の責任者には重くのしかかります、特に未成年であった場合は効果があります。
②引っ越しの為、バイト先が遠くなり時間的にもバイトを続ける事が困難になりました。
引っ越しなど住居が変わる理由でバイトを円満に辞める方もいます,引っ越しがウソの場合に注意したいのは引っ越しの理由なども合わせて考えておくこと。
③資格試験を受けることになり、試験勉強に専念したい。
資格試験などの理由は学生だけでなく、年齢に関わらずさまざまな方が理由に使えます。
但し受ける試験や試験日程などをそれとなく聞かれる事があるので、試験の概要くらいは調べておきましょう。
④就職活動に専念したい。
これは特に大学生に有効な言い訳ですが、現在アルバイトで一般の会社に就職を考え活動すると言う事であれば誰にでも活用できます。しかし学生以外だとアルバイトをしながら就職活動をするのが一般的に多いので理由としては少し押しが弱い。
⑤学校のPTAで責任ある立場になり、簡単に休めなくなりました。
PTAなどの役員や、学生だと部活で責任ある立場になったので活動がバイトの時間と重なりバイトを休む事が多くなるのでバイトを辞めたい。
⑥大学の研究室に入ることになり時間がとれなくなりました。
大学生だと4回生で卒論作成や研究室に入る為、バイト時間を短くしたりこれを機に辞める人も多い。
⑦子供の都合により、家を留守に出来なくなりました。
子供の塾の送り迎えや、子供が部活に入り休日も送り迎えが必要でバイトやパートを辞める、主婦などが使えそうな理由となります。
⑧親の介護や看病でバイトに出れなくなりました。
介護などは家庭の事情でどうする事もできないので、店舗の責任者の立場からすれば引き留めにくい辞め方となります。
⑨配偶者(嫁や夫)の仕事や帰宅時間が変わってバイトに出れなくなりました。
主婦などでよく使われる理由です。
⑩孫の面倒を見ることになり時間が取れなくなりました。
年配の方で多いのは、孫の面倒を見ることになりパートやバイトを辞められる方は多い。
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辞めるタイミングでの理由(言い訳)
1.バイトの面接に合格したけど断りたい場合
採用されたけど断りたい場合は早く断った方が先方の為でもあり、すぐであれば他の人を採用出来るケースも多い。
採用の連絡があったタイミングであれば、他の採用が先に決まってしまい今回は申し訳ありませんが辞退させて下さいなどで良いと思います。
2.バイトに入って間もないが、すぐ辞めたい
せっかく採用が決まりバイトを始めたが合わず辞めたい、これはバイト先にとても迷惑をかける辞め方なので言うのをためらいますが、理由としては自分には仕事が合わないので辞めさせてくださいと早いタイミングで言うのが好ましい。
会社や店舗はアルバイトを採用した時に一定の研修などを行います、研修には教える方の人件費や手間などもかかり、研修期間中でもバイト料を支払わなければなりません。
その間ほとんどの場合は会社や店舗に利益をもたらすことがないので、企業側としては損失だけを被る辞め方になりますが、辞めるのであれば引き延ばさず早めに伝えた方が良いでしょう。
辞める事を伝える方法と相手
伝える方法は責任者に直接合って話すのが好ましく、場合によっては電話などでも良いのですができれば面と向かって話しましょう。
アルバイトやパートの場合は辞表までは必要ありませんが、長い年月勤めた場合は辞表を用意して辞める事は丁寧かつ辞める意思が明確となり辞めやすい。
辞めるタイミングは最低でも1か月前に辞める意思を伝えましょう。
やってはいけない辞め方
連絡を入れず突然バイトに行かない
辞めたいと言ってすぐ辞める(シフトに穴をあける)
他のスタッフの悪口をぶちまけて辞める
バイト同士で申し合わせ同時に辞める
責任者に伝えず辞める(バイト仲間に辞めるから伝えといて等)
人間同士のつながりはあなたが思っている以上に広く、変な辞めたをしてしまう事で後々自分に帰って来る事があります、同じ街に住んでいたりすればばったり合う事もあるでしょう。
アルバイトさんやパートさんの面接をしていると、今回面接にきた人は他のバイト先で突然行かなくなった人なので採用を見合わせた方がいいなど、少なからず情報を耳にする事があります。
場合によっては就職活動などに影響する場合があります、それだけに辞め方の理由は円満である方が望ましいのです。