暑い日にエアコンが効かない理由は?カラオケボックス体験談

暑い夏にエアコンが効きにくくなる、これはカラオケボックスでなくても一般家庭でもよくある事で、接客業であれば即クレームにつながる事になりやすいので注意が必要です。

毎年の事になりますが、6月梅雨に入るとエアコンの除湿や冷房の稼働率が上がります。ビルなどのエアコン集中管理などでなければ、カラオケボックスでは各ルームにエアコンが設置されています。

 

ルームエアコン

 

カラオケボックスのルームは店舗にもよりますが10部屋~30部屋、店舗によってはそれ以上の部屋数があります。

部屋数が多いと毎年数部屋のエアコンの調子が悪くなります、特に多いのがエアコンの水漏れ、エアコンが効きにくい、または効かないとなります。

統計をとってみても6月末~9月初旬にかけてエアコンのトラブルは急激に増加しています。

毎年この時期になるとエアコンのフィルターをこまめに掃除したり、調子が悪くなってくると業者さんに依頼して修理をしてもらったりと、私の担当店舗(カラオケボックス)だけでも年間に10台前後修理を業者さんにしていただいています。

 

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エアコンが効きにくい理由

 

エアコンガス漏れ

エアコンは冷媒ガスが室内機と室外機を縦貫する事で冷房や暖房の温度調整をしています。

このガスが何らかの原因で漏れてしまうと、エアコンの効きが悪くなったり効かなかったりしてしまいます。

エアコンのガス漏れは経験上1日で突然効かなくなるよりは、徐々に効かなくなることが多く、早いと取り付け後1週間くらいで全く効かなくなります。

エアコンの移設時や引っ越しなどでエアコンを動かすときは特にガス漏れが発生しやすいので注意が必要です。

 

*冷媒ガスの主な種類は、(ハイドロフルオロカーボン)(ハイドロクロロフルオロカーボン)(クロロフルオロカーボン)で現在は(ハイドロフルオロカーボン)が使用されています。

オゾン層の破壊などで環境への問題で(クロロフルオロカーボン)は生産中止、(ハイドロクロロフルオロカーボン)は2020年に生産中止になります。

 

室外機の環境

 

・エアコンの設置場所と周辺に注意

エアコンの効きに直結する要因は目に見える室内機に目が行きますが、普段家屋の外にある室外機に問題がある事も多い。

エアコンの冷房だと室内機から熱い空気を吸い込み室外機でその熱い空気を外に出す仕組み、室外機の周りが雑草に覆われていたり室外機のファンから壁が近いと、はき出した熱い空気を再度吸い込むことになるので、冷房が効きが弱くなったりします。

 

・直射日光

室外機に直接日光が当たっているのもエアコンが効きにくくなる理由の1つです。

室外機専用のカバーなども売っていますので、直射日光が当たっている場所に室外機がある場合は専用カバーなどを装着するとエアコンの効きが良くなる上に、省エネになりますね。

カラオケボックス出入りの業者さんに聞いたところ、カバーは屋根型の物が良く、室外機に直接触れた覆うタイプ(熱が逃げにくい)はあまりお勧めしないとの事でした。

エアコンカバー

 

 

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