「カラオケ点数機能の進歩」最新のカラオケ採点機能はどう変わった?

最近はカラオケ採点も随分進化し、カラオケ点数もより人の感性に近い採点などを搭載したモデルが出ています。

ひと昔前まではある程度の「音程・音量」がメインで採点を行ってきた。

ここ数年でカラオケ採点機能もさらに進化し、「ビブラート」「ロングトーン」「しゃくり」「抑揚」「こぶし」など表現力も採点基準にプラスされるようになりました。

 

最新機種「LIVE DAM Ai」

ライブダムAI本体

引用元:DAM公式サイト

 

LIVE DAM Aiの特徴はこちら

 

しかし採点でたまに違和感を感じるのがありませんか、多くの人が「この人の歌い方で思ったよりカラオケ点数が低くこの点数しかでないのか」と感じたり、「音程や音量は合ってるけどそれほどうまく思えない」方が高得点だったり。

 

よく聞きませんかアーティストがカラオケで持ち歌を歌っても高得点が出ない!なんて話し。

 

カラオケ点数・採点の違和感

 

上手い人が歌っても得点が出ない違和感は何処が評価されていないのでしょうか?

今までの採点機能で人が聴いて良いと評価出来るが、機械には評価できなかった事、それは「感性」の評価が機械にはしにくい事が原因です。

 

感性は機械的には評価されにくい箇所であり、単純なカラオケ採点プログラムでは表せませんでした。

しかし2019年秋に導入された、第一興商の本体「LIVE DAM Ai」ではAIを活用し人の感性に近い採点が実装されました。

 

 

最新カラオケ採点機能

 

最新のカラオケ機種「LIVE DAM Ai」ではカラオケ採点機能の最新バージョンとして「精密採点AI」が使えるようになりました。

精密採点Aiでは膨大な歌唱データに基づき、人の感性を揺さぶる歌声を検出して得点化できるようになりました。

「音程」「声量」「ビブラート・しゃくり等」などに加えて「感性」などの表現力が評価されるようになり、聴いて上手いと思える歌唱の評価が人に近づきました。

 

精密採点Aiで一つ注意したいのは、歌唱データを機械学習し日々進化していく点です。

逆を言えば導入直後は空っぽで感性の評価は今までの精密採点とほとんど変わりません。

 

Ai感性メーター

 

最新カラオケ採点でのポイントは「感性」ですが、これに伴い「精密採点Ai」では「Ai感性メーター」が採点中に表示されるようになりました。

 

AI感性メーター

 

「Ai感性メータ」の評価がプラスの評価の場合、画面のようなピンク色した光線が表示され、感性が評価されたことが目でわかるようになりました。

 

まとめ

 

最新カラオケ採点機能は「感性」を拾い出し、よりいっそう人間が聴いて上手いと思える歌唱の評価が点数として現れる。

実際使ってみると、今までの精密採点よりは人の感性に近づいています、AIは日々データーを蓄積していくため、先月歌った時と同じ歌い方をしても今月の点数評価は変わっていると感じました。

まだ数回の検証だけですが、「精密採点Ai」は別途検証して報告致します。