ビルボートジャパンの「JAPAN HOT 100」にはランキングの指標として7つの項目がありましたが、新しい指標として「カラオケ」が加わる事に。
JAPAN HOT 100(7つの指標)
今までの7つの項目は「CDセールス」「ダウンロード数」「ストリーミング数」「全国のFM/AMラジオ放送回数」「PCによるCD読み取り数」「アーティスト&楽曲を両方ツイートした数」「国内においての動画再生数」でした。
これに「カラオケ」が加わります。
カラオケ市場2大メーカー
新たに加わったカラオケの指標は2018年12月5日に「2019年第1週チャート」から発表される。
カラオケでの指標はカラオケ市場の2大メーカー、JOYSOUNDを運営する株式会社エクシング、カラオケDAMを運営する株式会社第一興商から歌唱回数などのデーターが提供される。
カラオケ市場は現在この2社がカラオケボックスなどを2分し、カラオケボックスに行くとどちらかのメーカー機種での選択になる。
音楽聴取手段の傾向
日本レコード協会の音楽メディアユーザー実態調査に基ずくと、音楽聴取手段として全体の17.4%を占めたのが「カラオケ」であり、2016年から2017年を比べても約3%増加、カラオケで音楽と接するユーザーは今もなお増加傾向であるとされる。
新しい指標である「カラオケ」の追加は現代における音楽のヒットは「カラオケ」は不可避でありビルボードジャパンの「JAPAN HOT 100」の設計思想とも合致する。