カラオケボックッスや飲食店でたまにアルバイトやパートさんの面接(履歴書必須)に同席する事があります。(面接官)
面接を行っていると稀に変わった方やつわものに遭遇する事があり、今回は最近遭遇したつわもの面接者のお話。
ある店舗の店長から来週パート・アルバイトの面接を8人ほど行うので立ち会ってほしいと連絡が入り立ち会う事に。
面接当日は面接者が一人欠席となり7名の面接を開始、30分に一人の割合で時間をズラし面接を行っていました。
採用予定人数は二人ほど、一人二人と順番に面接を行い、面接も4人目となりました。
4人目の面接者は30代男性で、別に仕事はしていますがカラオケが好きで、カラオケボックスと本職を掛け持ちでアルバイトをしたいとの事でした。
面接は最初に履歴書を提出してもらい面接開始、この男性が履歴書を出して店長が履歴書を見て一瞬眉をひそめた!
一体何が書いてあるんだ!と気にはなったものの面接者の気持ちを落ち着かせるために店長が履歴書を見ている間、面接者と私は簡単な世間話を交えて会話。
履歴書を店長が見終わると私に渡された、履歴書に目を通すと一瞬で私も眉をひそめる事に。
履歴書には「学歴・職歴」「資格」「趣味・特技」「志望の理由」などを記載する欄が設けられています。
しかしこの面接に来た男性は全ての項目に過去自分がカラオケで撮った「曲名・点数・点数を出した店舗名」をびっしりと記載してありました。
「2018年8月8日 曲名・点数・店舗名」
「2018年8月12日 曲名・点数・店舗名」
「2018年9月1日 曲名・点数・店舗名」
「2018年9月8日 曲名・点数・店舗名」
「2018年9月17日 曲名・点数・店舗名」
以下同じ
*点数はその日にとった一番の高得点だそうです。
余白を残すことなく上記が記載されていました。
えっ!!学歴は?職業は?資格は?志望の動機は?全く書かれておらず、とにかくカラオケの点数ありきの履歴書でした。
せめて「趣味・特技」の欄にだけ記載してあればよかったのに、なぜ他の項目までそれで埋めるか理解が難しい。
面接での男性の受け答えは普通で、店長が簡単な学歴や資格などを口頭で聞き取り10分ほどでこの男性の面接は終了しました。
後日店長からこの店舗のアルバイト採用者の報告があり、その報告書にはつわもの男性の名前はありませんでした。