カラオケ番組で「素人」点数が出てしまうプロ歌手は下手なのか?機械では判定できないプロのテクニック!

テレビ東京の「THEカラオケ★バトル」はカラオケボックスにある第一興商の機械で精密採点DX-Gを使っています。

番組ではプロアマ問わず採点機能で毎週歌自慢が出場し得点を競っている。

私が特に興味を引かれたのは、プロが持ち歌を歌った場合どのくらいの得点が出るか「それやっちゃう?ご本人は何点出せるかSP」としてヒット曲を持つ歌手が、持ち歌で精密採点との対決。

 

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テレビ東京では11月14日に55周年企画で多くのプロ歌手が登場した、特に目を引いたのが武田鉄矢さんが持ち歌の「贈る言葉」を歌唱した時の得点(75.152点)でした、精密採点では全国の平均得点が出せますが、「贈る言葉」の全国平均得点は(79.763点)で武田鉄矢さんの得点は全国平均点を大きく下回った。

 

武田さんは自分の点数を見て「人の心を持て、お前それじゃ機械だぞ!機械か・・・」と笑いを取りました。

 

DAMの精密採点はとても進化し、歌唱テクニックの細部も評価できるようになりました、だからといって点数が歌唱に必要な要素が全て揃っているとは言えないのではとも思えます。

 

正しい音程で歌う事だけが点数ではなく、人の思いや経験などその人の感情も歌唱の大きな要素では無いかと考えます。

武田さんは人生経験も豊富で人としての厚みがあり、本人が歌う「贈る言葉」には深みがあります。

本人が歌う事へのリスペクトも含め、聴く側に深みのあるメッセージが届く事も歌唱の大きな要素と言えます。

 

今のところカラオケの機械では音による感情表現は出来ますが、本人に対してのリスペクト、表情、感情などは採点できません。

音程、ビブラート、しゃくり等のテクニックで点数が高い方はもちろん歌唱はうまいのですが、歌唱のうまさには機械で判定できない上手さもあるのではないでしょうか。

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