アルバイト面接のすっぽかしはアリ?カラオケボックス体験談

先日カラオケボックスのパートさん・バイトさんの採用面接を行いました、私は面接官の立場ですが年間に50名(複数店舗)以上の面接をする機会があります。

面接をしていますと様々な人に遭遇し、学ばせてもらう事も多いのですが意外と多いのが面接直前のキャンセルとすっぽかしです。

直前のキャンセルでもまだ面接辞退の連絡を入れていただける方は良いのですが、約束をした時間になっても応募面接者が来ないすっぽかしは気分が悪い物です。

何かしらの理由はあるとは思いますが、その時間を空けて場合によっては休日に店舗まで面接の為に足を運んだあげく、応募者から連絡無くすっぽかされたりする事もしばしば。

 

 

 

面接イメージ

 

 

 

 

 

今回の採用面接でもドタキョン(連絡あり)すっぽかし(連絡無し)と2人ほどそのような方もいましたが、良い出会いもあり面接を行ったA店では3人ほど採用し働いていただける事となりました。

 

A店の採用面接から約1か月ほど経過した頃に、B店の採用面接がありました。

数名の面接者の名前と連絡先番号を見た時に一人アッと思う人物の名前がありました。

その人物は先日A店での面接をすっぽかして(連絡無し)来なかった方でした。

B店の店長にすっぽかしがあった方が面接者に1名いる事を告げて面接を開始、面接官はB店の店長と私、面接者1名ずつの対面方式で合計3人で行います。

面接が始まり軽い自己紹介をし早速先日のすっぽかしの件を聞いてみました。

*すっぽかした方は(Sさん)とします。

 

私「先日A店でアルバイトの面接予定でしたがなぜお見えにならなかったのですか?」

少し間が空きました

Sさん「すみません家庭の事情で行けなかったので」

私「そうですか、採用になった場合休むときは職場に連絡とか入れられますか?」

Sさん「場合によります」

私「どのような場合に連絡できませんか?」

Sさん「急な用事や家庭の事情があった場合です」

私「先日のA店での面接はそのケースにあたりますか?」

Sさん「家庭の事情なので連絡できませんでしたし、誰でもそのような事はあると思います」

私「私も学生時代にアルバイトの面接に交通事情で行けませんでした、すぐに連絡手段がなかったため面接時間はすぎてしまいましたが、面接時間に行けなかった事情とお詫びを面接先に連絡を入れた事があります」

私「後日そこでアルバイト採用していただけました、なぜだかわかりますか?」

Sさん「・・・」

私「少なくともSさんにはA店に連絡を入れる時間は1ヶ月あまりもありました」

Sさん「・・・」

 

 

 

 

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A店の面接に来なかった真相はわかりませんが、この面接ではすっぽかしたSさんが同系列の店舗B店で採用されるハードルはかなり高くなります、事情を聴いたときに面接官の気分を害さない切り返しが出来ればと思い試させていただきましたが、残念な結果となりました。

すっぽかしは良くはありませんし、場合によっては1度すっぽかした事で関連店舗などの面接は悉く不採用になる事案もあります。

何らかの理由で行けなかったとしても、先方に連絡を入れる事で心象がかえって良くなる場合もあります。

 

Sさんは後日A店B店の関連会社にもアルバイト面接の希望者リストに名前がありましたが、Sさんは面接を受ける事ができませんでした。

一度すっぽかした事で知らないうちにペナルティを負っている場合もあります。

たかがアルバイトやパートの面接かもしれませんが、最低限の事を出来ない人は接客業には向いていないと採用側は考えています。

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面接イメージ

 

ある店舗の店長から来週パート・アルバイトの面接を8人ほど行うので立ち会ってほしいと連絡が入り立ち会う事に。

面接当日は面接者が一人欠席となり7名の面接を開始、30分に一人の割合で時間をズラし面接を行っていました。

 

 

採用予定人数は二人ほど、一人二人と順番に面接を行い、面接も4人目となりました。

4人目の面接者は30代男性で、別に仕事はしていますがカラオケが好きで、カラオケボックスと本職を掛け持ちでアルバイトをしたいとの事でした。

面接は最初に履歴書を提出してもらい面接開始、この男性が履歴書を出して店長が履歴書を見て一瞬眉をひそめた!

一体何が書いてあるんだ!と気にはなったものの面接者の気持ちを落ち着かせるために店長が履歴書を見ている間、面接者と私は簡単な世間話を交えて会話。

 

履歴書を店長が見終わると私に渡された、履歴書に目を通すと一瞬で私も眉をひそめる事に。

履歴書には「学歴・職歴」「資格」「趣味・特技」「志望の理由」などを記載する欄が設けられています。

 

しかしこの面接に来た男性は全ての項目に過去自分がカラオケで撮った「曲名・点数・点数を出した店舗名」をびっしりと記載してありました。

 

「2018年8月8日 曲名・点数・店舗名」

「2018年8月12日 曲名・点数・店舗名」

「2018年9月1日 曲名・点数・店舗名」

「2018年9月8日 曲名・点数・店舗名」

「2018年9月17日 曲名・点数・店舗名」

以下同じ

 

*点数はその日にとった一番の高得点だそうです。

余白を残すことなく上記が記載されていました。

 

えっ!!学歴は?職業は?資格は?志望の動機は?全く書かれておらず、とにかくカラオケの点数ありきの履歴書でした。

せめて「趣味・特技」の欄にだけ記載してあればよかったのに、なぜ他の項目までそれで埋めるか理解が難しい。

面接での男性の受け答えは普通で、店長が簡単な学歴や資格などを口頭で聞き取り10分ほどでこの男性の面接は終了しました。

 

後日店長からこの店舗のアルバイト採用者の報告があり、その報告書にはつわもの男性の名前はありませんでした。

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