体験談 カラオケボックスのアルバイト採用面接

カラオケボックスの責任者をしていると年間に数十人のアルバイトスタッフの面接を行います。

特に3月は卒業シーズンで学生アルバイトの方も多く、退職しスタッフの入れ替えが多い時期になりアルバイトスタッフ面接も多くなります。

今回は雇用側の視点で面接に来た印象が深かった人を記事にしてみたいと思います。

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印象深い応募者

 

面接をしたなかで記憶に残る応募者はいくつかあります、記憶に残るのはだいたい良い意味ではなく、なんだこれと思うような応募者が多かったです。

・下駄で面接に来た

・甚平と雪駄で面接に来た

・盗難自転車の乗って面接に来た帰り警察に捕まる

・面接までの待ち時間にナンパ

・突然来て今から責任者呼んで面接をしてほしいと言われる

・履歴書を面接中に書き込む

・年齢をごまかして履歴書に記載

・帰りの電車代がないので貸してほしい

見た目の印象だと驚いたのが下駄をはいた応募者、下駄が悪いわけではありませんが自己主張が強く協調性にかけそうなので不採用。

甚平に雪駄の組み合わせも同様、自己主張が強く不採用。

カラオケボックスとはいえ接客業なので、相手がどう思うか最低限の予測ができていないとまず面接にはうかりません。

大学生の応募者で面接の帰りに警察に職務質問され、警察から状況確認の為確認の連絡が入り、どうも盗難車に乗って面接にきていたらしい、不採用。

ナンパしている応募者や突然面接してほしと店に押しかけてきた人にも驚かされました、不採用。

店舗でアルバイト募集してますかと聞いてもらうのはかまいませんが、今すぐ責任者を呼んで面接をしてくださいと店員があきれる。

 

履歴書を面接中に記入、応募者になんで家で書いてこなかったのと聞くと、書き方がわからなかったので教えてもらいながら書こうと思いましたとの事。

あまりにも純粋で屈託のない笑顔で言われたので採用しようかと思いましたが、周りから反対にあい不採用。

年齢をごまかして履歴書に記載しても身分証と照合したらわかります。

帰りの電車代を2千円かしてほしいと言われ財布とか落としたんですかと聞くと、今月ピンチでとの事、電車代往復500円かからないのに初対面で2千円貸せませんとお断り、不採用。

上記の応募者は極端な例でしたが面接で不採用になる要因には様々な要素があります。

 

不採用になる応募者の三つの特徴

 

・履歴書の記載漏れが多い

・履歴書に写真が貼っていない

・面接時間に遅れてくる

 

見た目も面接も普通にこなしているのに採用できなかった例で多いのが上記の3つとなります。

私が面接した中では当初多少の履歴書の記載漏れや履歴書に写真が貼ってないケースは面接内容が良ければ採用していました。

しかしその様な方を採用し仕事をしていくと仕事に抜けが多く、トラブルを引き起こすケースが後をたたず、やはり履歴書にはその人となりが出ているものだと思いました。

たかがカラオケボックスのアルバイトと考える方もいるとは思いますが、その気持ちが履歴書に出ています。字は下手でもいいのでしっかり動機や趣味が書けていたほうが採用されやすいと思います。

時間に遅れてくるのは、よほどの理由が無ければ不採用になり、最低限店舗に遅れる旨を連絡することが必須となります。

 

私も学生時代履歴書を記載し採用されカラオケボックスでアルバイトしていましたが、履歴書ちゃんと書けていたのだろうか・・・。

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